最終話 これからグロースハッカーになろうとしている人たちへ
大切な前置き
このお話はフィクションです。実在の人物や団体、事件などとは一切関係ありません。
時は流れて
それからしばらく、たんたんはグロースハッカーとして充実した生活を過ごした。日々のグロースハックによりアプリのユーザーは増え、会社の業績は少しずつ上向いていった。そうやって着実に成果をあげられるようになってからの日々は、とても早く感じた。もちろん日々学ぶことが多く、飽きることはない。
さらに時は流れて年の瀬になり、グロースハックチームも徐々に年越しの準備に入っていった。年内に行うことと年明けに行うことを分け、ぽつぽつと発生する忘年会などのイベントを各自がそれぞれこなしていった。
そして、気づけばF社の年末の大イベントである、全社忘年会の日になっていた。
続きを読む第10話 たんたん、自分を知る
大切な前置き
このお話はフィクションです。実在の人物や団体、事件などとは一切関係ありません。
たんたん、初心に帰る
様々な人たちとの出会いによって成長したたんたんは、今日も元気に業務に勤しんでいた。
それにしてもグロースハックというのは、本当にいろいろな人々と出会う職業であるなあと、たんたんは思った。プランナーと話す、エンジニアとも話す。ときには尖りすぎた強敵(とも)と出会いながら、たんたんの知識は少しずつ確実に増えていっている。
そんな中、たんたんは、グロースハックチームに異動してきたときの最初の疑問に立ち返ることになった。
続きを読む第8話 たんたん、個人情報に出会う
大切な前置き
このお話はフィクションです。実在の人物や団体、事件などとは一切関係ありません。
たんたんは見た
分析データベースのデータ消失事件から復旧した翌週、たんたんはSlackで茜さんが何かの作業の依頼者とやり取りしているのを目撃した。
分析基盤への依頼はSlackの専用のチャンネルに依頼者が依頼を投下するという形式で行われることになっており、茜さんと知り合ってからはたんたんもそのチャンネルに属していた。依頼が来るのは別に珍しいことではなかったが、たんたんがやり取りが気になったのは、そこに出てきた単語が気になったからである。
続きを読む第7話 たんたん、分析基盤と出会う
第6話 たんたん、自分を定量化する
大切な前置き
このお話はフィクションです。実在の人物や団体、事件などとは一切関係ありません。
たんたん、ふわっとする
プランナーのがみーさんとのやり取りでさらに成長したたんたんは今日も元気にグロースハックに精を出していた。
そこにチームリーダーであるゆっつーがひょっこりやってきた。
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